涼宮ハルヒの憂鬱 (小説)

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涼宮ハルヒの憂鬱は、角川書店(現KADOKAWA)から刊行された、角川スニーカー文庫及び角川文庫の小説。

概要

涼宮ハルヒシリーズ第一作であり、谷川流のデビュー作。

内容

物語は全七章とプロローグ、エピローグ。キョン視点で描かれる。

北高への入学早々、「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人未来人超能力者がいたらあたしのところに来なさい。以上」というとんでもない挨拶をかました涼宮ハルヒと出会ったことで、様々な非日常体験に巻き込まれていく様が描かれている。

スニーカー文庫版

2003年6月に刊行。第八回スニーカー大賞受賞を受けて刊行された。

ちょっと!何でこの節だけ書きかけなのよ! こんなときに限ってキョンもいないし…。あ、そこのあなた、協力しなさい! じゃないと罰金よ!罰金!

角川文庫版

いとうのいぢのイラストを使用せず、写真家・岩倉しおりによる新たな装丁(写真)で発売された。300ページ、本体価格は600円。

解説は、日本SF御三家の一人である筒井康隆[1]

2018年12月18日に刊行が発表され、ネット上では「新刊が出るのか」と盛り上がったが、後に新刊は刊行されないことが明らかにされた。

表紙はイラストではなく写真が使用されており、ライトノベルらしさが見受けられなくなっている。

脚注

  1. 筒井は日本SF界の大御所であるが、『憂鬱』をきっかけにライトノベル「ビアンカ・オーバースタディ」を書き始めた、と講談社文庫の『創作の極意と掟』で語っている。

関連項目

ちょっと、キョン、何やってるのよ!「涼宮ハルヒの憂鬱 (小説)」、読んでみたけど、まだまだ途中で終わってんじゃない!あんなに時間があったのに、今まで何やってたのかしら?こんなんじゃ、J・Jの回復祝いまでに間に合わせることはできないわ。本来ならキョンが悪いんだから一人で責任を取ってもらいたいところなんだけど、時間がないから仕方ないわね。今そこで見てるあんたも協力しなさい!…ほら、あたしも手伝うから。